法科大学院協会理事会・総会の延期について【緊急】

法科大学院協会会員校・準会員校の皆さま
理事会・総会開催にご協力頂いているすべての皆さま

 

法科大学院協会理事会・総会の延期について【緊急】

平成23年3月15日11時
法科大学院協会理事長 青山善充

 

 日頃、法科大学院協会の運営につきまして、ご支援・ご協力を頂きありがとうございます。
 法科大学院協会は、3月19日(土)に大阪大学(豊中キャンパス)で、本年度の最後の理事会・総会を開催すべく準備を進めてきました。とくに、今回の総会では、3年の任期が切れる現役員の改選を行い、また、現下の法科大学院をめぐる様々な動きについて、会員校の皆さまにご説明をし、ご意見を伺いつつ、活発な議論をしていただく、大事な機会と考えておりました。
 しかし、ご存じのような東北関東大震災に加え、福島原発事故により、昨14日から首都圏を中心に交通の大混乱が発生しております。昨日来各方面と連絡を取り、情報を集めておりますところ、西日本の法科大学院の関係者の方々は、予定どおり理事会・総会に出席できる状況ですが、東北および首都圏の法科大学院の関係者の方々は、出席にかなりの困難を伴うことが判明しました。
 今回の総会は、上記のように特に重要な会議でありますことから、ギリギリまで開催の可能性を追求して参りましたが、事態は改善の兆しを見せるどころか、悪化しつつあるようにさえ見えます。また、何よりも、法科大学院をめぐる情勢について、心理的に落ち着いた雰囲気で冷静な議論ができる状況か、甚だ心許ない気が致します。さらに、中止の判断の時期がこれ以上遅れると、交通・宿泊のキャンセル等について、大変な迷惑をお掛けすることにもなります。
 そこで、この時点で、3月19日の理事会・総会は、中止(延期)することと致します。この判断は、事前に、副理事長、専務理事、常務理事の方々とご連絡し、理事長に一任されたものであることを申し添えます。
 なお、延期した理事会・総会の開催予定については、開催の曜日、開催校に関する従来の慣例にとらわれずに、早急に決定し、ご通知申し上げます。
 さらに、次の総会までは、現役員が引き続き協会の事務を処理すること、また、それまでの間の新年度予算執行については、暫定的に昨年度と同じ規模で執行することについて、ご了承を頂きたいと思います。

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